【持ち込みタイヤ交換】TPMSとは？

2021年8月30日追加情報
当店はTPMSのIDコピーを取り扱っていますが、一切お伝えしてませんでしたので、こちらにリンクを追加いたします。
ご興味ある方は、こちらのページもご確認ください。

いつもご利用頂き、誠にありがとうございます!!!

国道16号沿い横田基地向かいの黄色いキャデラックが刺さったお店でお馴染み♪
カリフォルニアに一番近い、持ち込みタイヤ交換とタイヤ保管専門のタイヤ取替ドットコムの店長どっと小村です（笑）

今年はFacebookやInstagramだけではなく、ブログも頑張っていきたいと思っております!!!
タイヤ取替ドットコムの日々や、タイヤや車に関する話題やちょっとはプライベートなども出せればと思います。

さて、タイトルにTPMSとは？とありますが、TPMSをご存じでしょうか？
LEXUS・トヨタや日産車に一部に純正装着されて久しいのでご存じの方も多いかもしれませんが、今一度おさらいしましょう。

TPMSとは
Tire Pressure Monitoring System（タイヤプレッシャーモニタリングシステム、日本語に訳してタイヤ空気圧監視装置）のイニシャルです。

実物はこちら↓

タイヤや車に興味が薄い方には「何これ？」って感じだと思います。
実質的にはこの物体をTPMSと呼びますが、実際はTPMSの送信機で、ホイールに取り付けられています。

こんな感じです↓

ご覧の通り、タイヤに空気を入れるバルブの部分なんです。
先端の金属部分はタイヤに空気を入れるバルブで黒い樹脂部分は主に空気圧センサーと加速度センサーとバッテリーとなっています。
因みに画像のTPMSは日産のエルグランド純正です。
少し前まではLEXUS・トヨタも同じものを使っていました。
日本のタイヤバルブシェアNo,1の太平洋工業製です。

こちらの送信機でタイヤの空気圧を感知し、車内の受信機に空気圧を送信。
車両の設定圧を下回るとメーターパネル内のワーニングランプが点灯し、ドライバーに異常を伝えるという仕組みです。
どの程度の内圧低下でワーニングがでるか、カーメーカー純正は調べたことがないのでわかりませんが、ブリヂストンのアフターパーツで販売されているものは、15％低下で注意の黄色ランプが点灯し、30％低下で異常の赤ランプが点灯し、急激に内圧低下が発生するとパンクの疑いありの赤ランプ点滅となります。

タイヤにとって低内圧状態は命取りです。
内圧が低い状態でタイヤにとって良いことは何一つありません。
もちろんドライバーにとっても同じです。
・燃費の悪化
・発熱による摩耗促進
・発熱によるバースト
・タイヤ接地面の内・外の圧力上昇による偏摩耗
・偏摩耗から発生する騒音
・偏摩耗によって寿命が短くなる
などなど悪いことずくめです。
なので、TPMSはドライバーの代わりに内圧をチェックしてくれる素晴らしい装置なのです!!!

カーメーカー純正のタイプやブリヂストンで販売しているタイプはほぼ同じ送信機を使用しており、バッテリーの耐用年数は5～10年とのことです。
耐用年数に5年もの幅があるのは、送信機の起動の仕組みによるものです。
こちらの送信機は、長時間停車時は休眠状態にあり、車が走り出して約40Km/hに到達すると加速度センサーが走行状態を感知し起動します。
なので、車を頻繫に使う人とそうでない人でバッテリーの消耗度合いが変わってくるんですね～
因みに、40Km/hに到達しない長時間の渋滞でもセンサーは休眠します。

当店では、TPMS付きのお車は別途追加作業料金を頂いております。
通常のゴムバルブ交換と違い、金属バルブ組立と同様の作業が発生するのと、何より繊細な作業が必要になるからです。
因みに1本あたり￥550を頂戴しております。

最近は、イタリア・フランス・アメリカのカーメーカーも直接式TPMSの採用が増えており、素材も写真のような金属バルブのクランプインタイプではなく、ゴムバルブと同様のスナップインタイプが採用されていることが多いです。
スナップインタイプの場合は、専用のゴムバルブがないとバルブ交換ができませんので、イタリア・フランス・アメリカのお車でTPMS装着があるお客様はご注意願います。

2020年初のブログということで、張り切ってたくさん書いてしました(;´∀｀)
今後はさらっとの日もありますので予めご了承のほどを！

本日も最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます!!!
それではまた(^_-)-☆